カメムシ研究会会員の投稿ページです。

かめむしニュースに投稿するほどでもない身近なカメムシ情報や自信のショット、おすすめ情報など。標本や生体の譲ります、譲ってくださいもOKです。また、カメムシに興味をもたれて本ホームページをご覧の方々へのメーッセージなどもお寄せください。


タケノコ掘りに行って、ベニツチカメムシの集団に遭遇

母と山へたけのこ掘りに行った時に撮影しました。

2020年4月26日,宮崎県延岡市,標高100mのところにいました。(甲斐)


こっそり歌いましょう!

宮武頼夫さんに,カメムシを愛する方のために,カメムシ研究会のために,「またカメムシに恋してる!」を作詞していただきました.阪本冬美とビリーバンバンが歌っている「またきみに恋してる」の替え歌です.いいちこのCMでも有名です.ーチューブなどで元歌を聴いて,標本箱を前にして焼酎でも飲みながらをぜひ歌ってください.結構難しい曲ですが,詩はカメムシ愛の溢れたすばらしい歌です.自身のフェイスブックにUPしたが反響はなかったとおっしゃっておりました.また,元詞の「きみ」2文字を「カメムシ」4文字に歌うところが,少し難しいと.宮武さんにお礼申し上げます.(竹本)


家の周りに、やたらといるキマダラカメムシ

キマダラカメムシ成虫
キマダラカメムシ成虫
キマダラカメムシ幼虫
キマダラカメムシ幼虫
ソメイヨシノの幹で生活するキマダラカメムシ
ソメイヨシノの幹で生活するキマダラカメムシ

 カメムシ研究会に2015年5月に入会しました。カメムシは、種類が豊富なので以前より興味があり、時々、散歩がてら探したりしていました。ただ、なかなか探せないというのが実感です。特にキンカメムシなどのひかりものに遭遇することはほとんどありません。ホームページやニュースの中で、見つけるポイントなど教えていただけたら、ありがたいと思います。それと、わたくしなど初心者には、カメムシニュースへの投稿は難しいので、気軽にカメムシの情報をアップできる場があればいいなと 思っています。入会のごあいさつに、キマダラカメムシの幼虫と成虫の写真をお送りします(かなり以前に撮ったものです)。どこかで読んだのですが、大阪でもみられるようになったようですね。カメムシニュースの表紙にもなっていますね。わたくしの家の周りには、このカメムシがやたらいます。大きいので目立ちますからね。これからも、気になるカメムシを撮影したら、送らせてください。どうぞよろしくお願いいたします。とりあえずご挨拶申し上げます。(K.S/長崎県彼杵郡:2015/5/31)


オオトビサシガメとヤモリと地蔵さんと

 達者でナ、リンゴ村から、哀愁列車など昭和30年代にヒット曲を連発した歌手、三橋美智也に「おさげと花と地蔵さんと」という歌がある。本投稿はノスタルジックなタイトルを真似ただけで、歌の内容とは何の関係もない。

 カメムシの多くは成虫で越冬する。樹皮の裏側、石垣の隙間、家屋の中、照葉樹の葉裏など暖かい所を探して厳しい冬を乗り切る。厳冬期のカメムシ採集はカメムシたちの気持ちになり、その温かポイントを見つけると、一網打尽、大猟となる。

 写真は、2015年1月18日、大阪府東大阪市の桜公園に端にある地蔵さんの前垂れ(よだれ掛け)をめくらせてもらい、お地蔵さんの胸部を撮影したもの。ヤモリ(ニホンヤモリだと思う)に遠慮してか、少々距離を置いてオオトビサシガメが籠っていた。

 関西では、地蔵盆といって8月24日頃にお地蔵さんを祀る行事がある。お地蔵さんを清め、前垂れや着物を新調して、お化粧をし飾り付けて、地蔵の前に集まり供え物をし灯篭を立てる。町内によっては、大人も子供も大勢が集まるビッグイベントとなる。そんな地蔵さんの体や地蔵堂の中は、カメムシの最適な越冬場所となっている。しかし、ここを利用するのは、カメムシだけではない、他の昆虫類やクモ類そして、それらの天敵であるヤモリが群れて占領することもある。おまけにここは産卵場所(左下に卵の殻)にも使っているので、ヤモリの常宿かもしれない。オオトビサシガメはひと冬の宿として潜りこんでいるようだ。春、ヤモリが目覚める前にオオトビサシガメが出ていかねば、ヤモリの冬眠あけ最初の食事となるのでは、と心配する。最後に、お地蔵さんのよだれ掛けは、ちゃんと元通りにして、手を合わせて帰ったことを報告しておく。(竹本卓哉:2015/1/18)