お待たせしました。 カメムシ研究会が2014年、5年振りに復活! 臭い仲間カメムシ屋さん集まれ!


カメムシ研究会の歩み

 カメムシは, 日常出会う機会が多いにも関わらず, チョウやトンボや甲虫に比べて情報量が少ない昆虫群です. 本会は全国のカメムシ研究者・同好者の情報交換や文献紹介を主に, カメムシの面白さを探究することを目的とし1996年1月発足しました. また、広く世間にカメムシの面白さを知っていただくためにホームページも2001年2月より発信し、 年に4~6回, 会誌「かめむしニュース」を発行しました。「かめむしニュース」は身近な採集記録や論文の草稿などをはじめ、採集案内や標本交換などカメムシ好きの仲間が情報交換する気軽な会誌です。

2008年には、会員数は北海道から沖縄まで100名を超えました。

 しかし、年4~6回発行を謳う会誌が、2004年くらいからは1、2回となり、ついに2009年8月31日発行の「かめむしニュースvol.43」を最後に休刊するに至りました。偏に事務、編集担当の力不足でありました。その後も会費を納入された方、投稿いただいた方々には多大なご迷惑をお掛けいたしました。心より陳謝いたします。

1996年発足、2009年より休眠、そして2014年、5年振りに復活しました。

 12年前の2002年、キマダラカメムシは、九州から中国地方へ徐々に分布を広げつつありました。私たち大阪のカメムシ屋は、わざわざ福岡まで採集に出かけ、この虫を初めて手にした時の感動は今も忘れません。

 ところが10年後の2012年頃から大阪でも時々記録されるようになり、今ではソメイヨシノに寄生する普通種となりました。温暖化に加え、交通網がどんどん発達している現代、帰化昆虫や列島の南に分布していたカメムシの、北進、東進のスピードは予想以上速いのではないでしょうか。

 外来種や離島種の日々変わっていく分布や新天地での生態を全国の同好者が解明し報告する場、それがカメムシ研究会のひとつの役割だと思っています。

 近縁種の見分け方や希少種の採集方法、ユニークな学説、文献紹介、かつて長距離移動するオオキンカメムシのマーキング情報で盛り上がりました。かめむしニュースのバックナンバーは、今でも重宝していると聞いています。「カメムシ研究会」と「かめむしニュース」は5年振りに復活します。どうぞよろしくお願いいたします。(2014年10月)